先日、1歳10カ月になる娘を連れ、友人ふたりとなばなの里へ行って来ました。
実は娘にとってはこれが初めての旅行。行きの近鉄特急からテンションMAXです。私にとってもパパなしで娘と遠出するのは初めてのことなので、この2時間の移動時間がいちばん心配ではありました。車内でシェアするつもりだったおにぎりをほとんど食べられ、重たい思いをして持ってきたお気に入りの絵本には目もくれず、座席のひじ掛けから出てくるテーブルや行き来する車掌さんに釘付け。いつものお昼寝タイムも関係なしにはしゃぐ始末。大阪から合流した友人がいなければ、私は現地に着く前に力尽きていたでしょう…
東京から来たもうひとりの友人とも合流し、やっとの思いでなばなの里に到着。3月いっぱいで終わってしまうウィンターイルミネーション、混雑必至です。事前のリサーチで早めに入村(なばなの「里」なので、「入園」ではなく「入村」なのだそう)し、おみやげを下見し、里内をぶらり。
イルミネーション点灯時刻が近づき、メインの光のトンネルに向かって歩いていくと、既に長蛇の列!さっきまでこんなに人いなかったのに、どこから溢れてきたのかと思うほどの人、人、人。
この写真の梅の木の向こうに見える人だかりがお分かりいただけるでしょうか。点灯までは列でじっと待っていなければならないのですが、そんな経験をしたことのない自由人な娘はベビーカーから降りたい、歩きたい→やっぱり抱っこ~の繰り返し。
そうこうしている内に、「おお~」という歓声とともにイルミネーション点灯!これには娘も感激したようでした。
私の立っていたところからは残念ながら見えませんでしたが、点灯の瞬間はこの池の水面を虹色のイルミネーションが走るようにライトアップしていったそう。
点灯すると列が進み始め、娘の手をとりながら歩き、時々タイミングを見計らってシャッターを押すうちに、ベビーカーを押してくれていた友人達とはぐれてしまいました(涙)それでもなんとか娘を連れて、メインの光のトンネルまでたどり着くと…圧巻の光景が!
誘導の警備員さんはあのDJポリスさながらのセリフを口にしていて、光の中に吸い込まれていく人々の姿は往年のルミナリエを思わせる混雑ぶり。又聞きではありますが、混んでいても2万人のところ、その日は3万人だったとか…
トンネルに入ると、みんな思い思いのペースで進むので少し楽になり、娘を歩かせて時々立ち止まっては写真撮影。娘も機嫌よくポーズを決めてくれ、トンネル内を楽しんでいました。
トンネルを抜けると、富士山世界遺産登録記念のイルミネーションで締めくくり。
富士山が何色にも変わっていく様子はとても綺麗で、全色カメラに収めようとする熱心な人もいて、またも渋滞。娘とはぐれないようにするのに必死でした。
京阪神からは比較的手軽に行けるということで、最近は小さい子供連れの定番旅行先になりつつあるなばなの里。もちろん大人の方向けの長島温泉宿泊つきのバスツアーも多数組まれているようです。また来る機会があれば、今度は温泉にゆっくり浸かりたいな~と思いました。