巷では、猫ブームだとか・・。
ほんとたまげた。!!(゚ロ゚屮)屮
うちの住んでる地域には、原っぱや空き地が多いのか、野良猫がたくさんいる。たまにうちの車の上でひなたぼっこ!「こらっ!」 う~~ん・・。あたしは犬派なのでちょっと苦手。
というのも、玄関先においてある傘立てやほうきなどにオシッコされる。そのたびに漂白剤と洗剤で水の洗い流し作業・・。
で、ある日、また駐車場の奥からねこがでてきた。「もう!」駐車場の奥には季節物などをいれる物置にしているスペースがある。また、オシッコされるわ! 父ちゃんに(旦那)物置のとびらをきっちり隙間のないように閉めるようお願い。ブロックを重石の代わりに置いてもらった。これで安心。思っていた。
この2-3日後くらいから愛犬(トイ・プードル8才)が、散歩に行く時も帰ってくるときもすぐに車の奥の物置前まで行って、クンクン、クンクンにおいを嗅ぎまわる。
あ~もう、またオシッコかけられてたか!と思っていた。しかし、ある雨の日家にいると、
駐車場奥で、ガタガタっと、すごい音がした。「え~~まさか、中に何かいるのか~~」
自分ひとりで確認する勇気はなく、父ちゃんの帰りを待つ。
夜、8時過ぎ、やっと帰ってきた~~。「早よ、見て」あたしは家の中から見守る。
「お~~い、なんか鳴いてるぞ、小さい声やけど~~」「え?子ども?」あわてて現場に行った。「聞こえるやろ?」「聞こえるか?」モスキート音も聞こえなくなった、中年夫婦二人が耳を澄ます。「ミャー・・・。ミャー・・・。」かすかに聞こえるわ。「どこにおるんや?」物がいっぱいで確認できない。少しずつ、中のものを出していこうとした時しゃーっと親猫か、走り出た。やっぱりおったわ。子猫や子猫を探せ!「おった!4匹も」。まだ、目も開いてないで!なんてこった。
そこから大変、段ボールを組み立て、バスタオルを持ってきて、物置から赤ちゃん猫を移した。父ちゃんが子猫をつかみました・・。この父ちゃん実は猫アレルギーなのだ。;゚Д゚)!
「ちっちゃい~~~かわいい」けどうちで飼うのは、無理や。どうしよう。とにかく今晩は雨が降り続くようなので、その段ボールを駐車場の物置前に置いた。明日、引き取ってくれる施設に連絡しよう。今晩は、ここでごめんね・・。
すると、それから1時間半後に愛犬の散歩にでかけた父ちゃんが、「3匹がおらんようになってるわ」お母さん猫が連れていったんやな・・。よかった。でも、一番小さい猫だけが置いてけぼり・・。「頼む。母さん猫、この子も迎えにきてやってお願い。」祈るような気持だった。
朝になった、そーっと段ボールを見に行った。「からっぽや。父ちゃん、おらんわ~親猫、連れってってくれたんやな」母猫の深い愛情と責任感の強さを感じた。胸が熱くなった。 (*´-`*)