10月23日は何の日かご存知ですか?
私は今年初めて知りましたが・・・
化学の日だそうです。
1mol(モル)の物質中の粒子の数が、
6.02×100000000000000000000000(つまり、10の23乗)であることから、10月23日を【化学の日】と設定し、さらには、10月23日を含む週(月~日)を【化学週間】というらしい。
6.02×1023をアボガドロ定数といいます。
(化学で習った気もするけど、理解に苦しむ…)
10月22日~23日に京セラドーム大阪のスカイホールで開催されていた『化学の日 子ども化学実験ショー2016』へ行きました。
京セラドーム大阪に初上陸!
20もの団体が各ブースに分かれて、子どもに実験や体験をさせてくれました。
わが子が行った実験を2つ紹介します。
★洗濯のりから出てきたものは★
洗濯のりには水に溶ける成分と溶けない成分があり、溶けない成分を取り出すという実験。
①洗濯のりにエタノール(消毒液)を加え、よく混ぜる
②①をいれたバットに流し入れ、ガラス棒で絡めとって、水洗いする。
ガムのようなものができました!!
ねり消しのように引っ張ったり、伸ばしたりできます。
このガムのようなものは、温めると柔らかくなり、冷えると固くなります。
これが、「ポリ酢酸ビニル」といってYシャツなどをパリッとさせる成分らしい。
アイロンの熱で柔らかくして、しわをのばし、冷えると衣類にピンと張りが出る。
このポリ酢酸ビニルをお土産にもらい、息子は大喜び。
子ども向けながら、感心しました。
★虹色水を作ろう!★
砂糖水で虹色水をつくる体験です。
①5g、10g、15gの砂糖を量り、4種類の水に入れる。
②砂糖水に絵の具を入れて色をつける
③砂糖の量が多いものから順に、スポイトを使ってゆっくりと試験管に入れていきます。
今回は4色のとてもきれいな虹色水ができました。
原理は砂糖水の比重ですね。
今回、子どもの知らない言葉もできてきたり、理科の授業でまだ見たこともない、使ったこともない器具を使ったり、とても良い勉強になったと思います。
楽しみながら、少しでも化学に興味を持ってくれたらいいなと思った一日でした。